Written by Unan

【ソリタリー人生26年】理想の生活と辛かったことを振り返る

SOLITARY

こんにちは、うなんです。

「ソリタリーの人ってどんな感じで人生送ってるんだろう?」

という疑問をお持ちの方に向けて、この記事ではわたしが実際にソリタリーのひとりとして「ソリタリーってこんな感じで生きてる(生きてきた)よ!」ということについて紹介します。

ご自身がソリタリーの方は共感してみたり、身近にソリタリーがいる方は「そんな感覚なのかあ」と想像してみてください!

ソリタリーについて先に知りたい方はこちら
» 参考:【診断】一人が好きな「ソリタリー」の特徴10選【チェックリスト】

目次

理想の生活を見つけた! ソリタリーとしての人生を振り返る


ソリタリーは、ざっくりいうと「ひとりが好き!」な感覚を持っています。

そのせいで、学校とか会社とか、当たり前に経験するような「集団にいることがマジで肌に合わない」んですよね。

わたしは大人になって、今やっと理想的な生活をしているところなので、まずは今の生活から、さかのぼりつつ紹介していこうと思います。

現時点でのわたしの生活(理想的!)

  • ひとり暮らし
  • フリーランス
  • 引きこもり
  • 交友関係は、友人2人と月1で会う程度

現在の暮らしは、こんな感じです。

1ヶ月のうちの97%くらいは、誰とも会わずに1人で過ごしていますね。

「さみしくないの!? 自分なら耐えられない…」

と、多くの人からは思われるのかもしれないですが、全然さみしくないです!

さみしくないって言うと、強がっているみたいに思われそうだな〜っていつも思うのですが、マジでマジの本心なのです…。

自分がイヤだな〜と感じることを、時間をかけて徹底的に取り除いていったら、こんな生活になりました。

人嫌いというわけではないので、最小限の人とのつながりは持ちつつ、基本的にはひとりでいられるというのが、わたしの理想の生活です。

ソリタリーの人生は苦痛の連続だった…


大人になって、自分でいろいろと選択できるようになるまでは、あらゆることが肌に馴染まず、つらいことも多かったです。

学校に通っているときは…

  • 休み時間とかはひとりで過ごしたいけど、ひとりでいると心配されたり気を使われる

ソリタリーの人って、別に嫌われたりハブられているわけではないので、ふつうに友達はできるし、ごくふつうのコミュニケーションを取れるんですよね。

だから、ひとりでいると、ふつうの感覚で心配されちゃう。

「あえてひとりでいるんだから、放っておいてよ〜!」

と思いつつ、相手は優しさで声をかけてくれているのがわかるので、邪険にもできず、当たり障りのないようにやり過ごすっていう感じでしたね。

ただ、積極的に人と関わらない分、友達は決して多くないです。

  • 友達が少ないことを、親など周囲の人に心配される

この辺りも、ソリタリーあるあるかもしれません。

親の気持ちを考えれば、我が子に友達があんまりいないように見えたら、確かに心配になってしまうのもわかります。

「もしかしてコミュニケーションが下手なのかな…みんなから無視されたりしてないかな…」とかちょっと考えてしまいますよね。

ソリタリーとしては、「自らひとりになることで、快適な空間を守っている」という人もいるのだということを、わかってもらえるとうれしいです…!

これもツラい

  • 学校行事が地獄
  • 実験とかのグループワークが苦手

学校って、集団としての社会を学ぶ場所でもあるので、ソリタリーとしてはキツいなと感じることばかりです。

ちなみに高校の学祭のときなんかは、トイレに隠れたりして凌いでいたりしました…。

あれはいま思い出しても、しんどいなあ〜と思いますね。笑

会社に入ると…

卒業して、会社に入ったら入ったで、またツラい。

たとえば…

  • 同僚との特に意味もない会話
  • 上司を立てなきゃ〜な飲み会
  • チームワーク不可避
  • もはや形骸化された仕事
  • 報連相がマスト

無駄無駄ァ〜! と言いたくなることばかりの中で、ある程度コミュニケーションを取りつつ、やっていかないといけません。

「会社の飲み会がイヤ」とかはソリタリーじゃなくても思ってる人は多いかもですが、ソリタリーの感覚としては「気を使うのがいや」というのではなくて「自分の時間が他者のために無駄に使われていくのが耐えられない」という理由が大きいのが特徴かなと思います。

あと地味にイヤなのが、社会人の基本の「報連相」。

やるべきなのはわかっているのでやるのですが、ソリタリーの人は心理的にけっこう抵抗を感じるんじゃないかと思います。1人で決めて、1人で勝手に実行するのが好きだから…。

こんな感じで、組織に入る以上、当たり前とされるようなことに、「どうしても気持ち的に馴染めないな」と思うことが多いです。

ソリタリーの人って、人生の中でいろんなことを自分でなんでも解決してきたから、器用で能力も高い人が実は多いんじゃないかな、とわたしは思っているのですが、会社にいると能力発揮できず、中の下くらいのポジションでやり過ごす…みたいなことも多い気がします。

他者から見たら、わたしたちの心の葛藤なんてわからないので、「要領はいいけどあんまりコミットしてこない消極的な人だな」くらいの評価をされているんじゃないかな、と思いますね…。

ちなみにソリタリーの仕事についての記事も書いているので、仕事のことがもっと気になるよって方はこちらもぜひどうぞ。
» 参考:ソリタリーに向いている仕事はこれ!【適職の見つけ方を紹介します】

幸せに生きる道をさがす旅は続く


ソリタリーは、社会であんまり馴染めないな〜と感じることも多いけど、それなりにやり過ごすみたいなことが多い人生な気がします。(芯がある人は違うのかもしれないけど…。)

特に、学校というものはどうしても避けては通れない道なので、イヤだなと思っていた人も多いのではないでしょうか。

ただ、大人になれば、他人から口出しされることも減って、けっこう自由になるので、いろいろな生き方を模索できますね。

わたしは付き合いのある友達をごく少数にしぼって、会社勤めを辞めてみたら、今のところ快適な生活をつくることができています。
これからも気持ちのよい暮らしを模索しつつ、やっていこうと思っています。

また、「ソリタリー」という概念が、これからもっと一般に広まれば、理解もされやすくなることが期待できそうです。

つらいことも多いですが、ソリタリーの皆さんが、それぞれ自分の生きやすい生活を手に入れられますように!

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