Written by Unan

スクショできるから意味ない?NFTの本質とは【結論:意味はある】

CRYPTO NFT

こんにちは、うなんです。
NFTを所有しています。

「NFTってスクショできるの? それなら、なんでNFTを買うんだろう…買う意味ってなくない??」

↑こんな疑問がある方に向けて、今回は「NFTに意味はあるのか」という話をします。

目次

NFT画像はスクショでコピーできるし、持ち主以外の人も見ることができます。

「それなら意味ないのでは?」
と思われそうですが、持ち主にとっては、買うことの意味は「ある」わけです。

その理由を、本文で深掘りして解説します。

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スクショできるから意味ない? NFTの本質とは【結論:意味はある】


NFTを買うことは、「希少なホンモノを所有する」ということです。

まずはわかりやすい例として、NFT=有名な絵画だと思って考えてみましょう。

ポストカードはいくらでもあるけど、ゴッホのひまわりの本物はひとつだけ

ゴッホの『ひまわり』を例にしてみます。
実際にゴッホがひまわりを題材に書いた絵が9点あるのは置いておくとして、どの絵も”ホンモノ”はひとつだけですよね。

その”ホンモノ”を購入して、自分のコレクションにする。

これが、NFTを所有するということです。

超有名作品ですから、たとえばポストカードやポスターであれば、何枚でも手に入ります。
『ひまわり』をインターネットで検索すれば見れますし、画像を右クリックでダウンロードして、自分で印刷して部屋に飾ることだってできます。

しかし、印刷された『ひまわり』は、”ホンモノ”の『ひまわり』と同価値ですか?

当たり前ですが、答えは「ノー」ですよね。
高い価値を持つ本物は、ひとつだけです。

NFTの本質は、「ホンモノの持ち主になれること」

リアルな物体としての所有の感覚を、デジタル世界に落とし込んだのが、NFTです。
おかげで、デジタルの世界でも、「どれが”ホンモノ”で、だれが持っているのか」を判別・追跡できるようになりました。

「ただ唯一のホンモノを、自分が所有している」という事実が、NFTのブロックチェーンという技術によってかなえられているわけです。

そのため、所有者からしてみれば、作品をいくら他人に「スクショ」や「コピー」されたとしても、盗んだことにはならないですし、それこそ「意味がない」のです。

絵画で言えば、「絵画を鑑賞した人」や「ポストカードを買った人」に対して、所有者が「自分のものを盗まれた!」とは言いませんよね。

はたまたルーブル美術館に行けば、みんなこぞって『モナリザ』の写真を撮っていますが、それで「モナリザを手に入れた」ということにはならないのも同じことです。

NFTを買う人の心理・理由とは?


「ホンモノが欲しい」というコレクターの感覚は、コレクター気質でない人でもなんとなくわかると思いますが、NFTを買うことには実利的な意味もあります。

コミュニティに参加できる

必ずしも実装されるものではないですが、コミュニティとしての機能は、NFTに期待されることのひとつです。

たとえば「このNFTを持っている人だけが入れるDiscordがある」など、コミュニティの役割をNFTに持たせることができます。

作品やクリエイターのファンコミュニティになったり、クローズドな濃い情報交換の場をつくることができる、というメリットがあります。

自己主張になる

たとえば、CryptoPunksといった有名で高額なNFT画像をTwitterアイコンにすることで、「仮想通貨やNFTに、強い関心を持っている」という主張をすることができます。

2022年現在だと、NFTを持っている人がそもそも多くないので、どんなNFTでもわりと珍しく見られるかもですね。

「NFTという分野に関心がある」「このクリエイターのファンである」といった主張がアイコンひとつで叶うので、NFTは自己主張のひとつの手段です。

NFTは転売ができる(稼げるかも)

NFTは、「稼ぐために買う」という人もいます。
というのも、転売ができるからです。

ブロックチェーン技術によって、転売した人だけでなく、元のクリエイターにも収益が入る仕組みがつくれます。

NFTの価値が上がれば、転売する人もクリエイターも儲かる、WIN-WINな転売が可能なのです。

また、ゲーム内のアイテムがNFT化しているものもあります。
その場合は、「アイテムを使うことで、ゲームでお金を稼ぐ」ということが可能です。

NFTの意味は、所有者それぞれにある


「いくらスクショができたとしても、NFTに意味はある」
という話をしてきましたが、しかし実際に意味を感じるかどうかは、人それぞれです。

価格や取引の手数料、仕組みの理解など、参入障壁もまだまだありますが、とはいえお金や理解があっても、買うかどうかはその人次第。

「ポスターで十分だわ」と思う人が、高額なホンモノを買うことがないように、NFTも「持つ意味ってないよね」と思うなら買う必要はないです。

「なんか流行ってるから買っとこ」くらいだと、ふつうに損する可能性もありますので。

ただのJPG画像と思うか、価値ある資産ととらえるかは、あなた次第

NFTを「ただの画像」「ただの音声ファイル」と思うならそれでもいいし、価値を感じて購入するのもよいです。

ただ、熱狂する人が世界中にいるということは、それだけ何か意味があるということ。

NFTが気になるのであれば、「NFTに価値があるとされる理由」だけは知った上で、自分がどのスタンスを取るか判断するのがよいと思います。

NFTの意味を知って、「自分にとってはやっぱり価値なんてないな」と思うも、「ちょっと試しに買ってみるか」と思うも、あなた次第です。

もし気になるのであれば、こちらの記事【完全初心者向け】NFTを買う方法・始め方を解説【OpenSea】を参考にすると、かんたんにNFTの購入までやってみることができますので、よければどうぞ。

いずれにせよ、NFTはWeb3時代の大きな軸になってきそうなので、これからに期待したいですね〜。

それでは!

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