Written by Unan

仕事が続かない? HSS型HSPに向いている仕事と考え方のヒント

HSP HSS/HSP

こんにちは、うなんです。

「仕事がすぐつまらなくなって長続きしない…」
「興味が分散しすぎていて、ひとつに絞れない」

このように、仕事について悩みを抱えているHSS型HSPさんに向けて、「HSS型HSPに向いている仕事」についてご紹介します。

興味関心が移りやすいHSS型のHSPさんにとって、仕事は悩みの種になりやすいですよね。

私自身、HSS型HSPとして「何かに熱中してもすぐに興味が薄れてしまう…」と、いう部分があって、仕事選びにも難を感じています。

ひとつのことに特化してプロフェッショナルになることが素晴らしいと思われがちな社会ですが、そんな中でも考え方を変えて、生き方を探っていきたいなと思っているので、同じような悩みがある方はお付き合いいただけたらうれしいです。

目次

参考記事» 6%の人材!「HSS型HSP」とは?特徴・HSPとの違いを紹介します

「私たちの特性を、肯定的にとらえるような考え方のヒント」も、記事の後半で紹介しています。
HSS型のHSPの多様な好奇心を生かした働き方を見つけていきましょう!

無料相談あります:「仕事にお悩みのHSPの方」におすすめなサービス

キャリアに悩んでいるHSPの方にオススメなのが、キャリートというキャリアコーチングサービス。
キャリートならHSPへの理解があるコーチがいるので、「仕事が長続きしない…」「人間関係で疲れる…」といった、わたしたちの悩みや不安にも寄り添ってくれます。

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そのほか、HSPにオススメの就職・転職サービスは、こちらの記事「HSPにオススメしたい転職エージェント・キャリア相談サービス4選」でも、まとめてご紹介しています。

仕事が続かない…そんなHSS型HSPに向いている仕事は?


「HSS型HSPだから、この仕事が向いている!」という明確な職業は、実はあまりないかもしれません。

というのも、HSS型HSPは、刺激を求めるのが特徴なので、「興味の対象がよく移り変わる」からです。

何かひとつの仕事に熱中したとしても、しばらくして慣れてくると刺激不足を感じて、また新しいことを始めてみたくなる…。

そのため、仕事が長続きしないことが多いのです。

たとえ「向いている仕事」を言われて鵜呑みに参考にしても、飽きてしまうことが多いでしょう。

ただし、前提としてHSPという特性があるので、「HSPに向いている仕事環境」を踏まえて仕事選びをするのはおすすめです。

参考記事» HSPに向いてる仕事ジャンル7つまとめ!就職・転職のポイントも

しかしあまりに単純作業や、ルーティンワークばかりの代わり映えのない環境だと、飽きを感じるのも早くなってくるので、その点はHSS型だからこその注意が必要です。

HSS型HSPさんにとっての向いている仕事とは、何か特定の職業というよりも、『「まさに今」、興味関心が強い分野』の仕事なのです。

HSS型HSPにおすすめの働き方


HSS型HSPの人にとっては、興味の対象が時と場合によって、てんでバラバラなことがあります。

そのため、仕事内容よりも、「機転のきく働き方」を選んでおくと、働きやすくなる可能性が高いです。

たとえば…

  • フリーランス
  • アルバイト

このような働き方なら、「今」自分の心の向いている仕事をしやすいので、とても向いている働き方であると言えます。

フリーランスとしてなら、その都度、自分の興味のあること、やりたいことに応じて仕事を受注することができます。

アルバイトとしてなら、新しくやりたいことができたらすぐに次に移りやすいですよね。

安定しないという難点はありますが、「定年まで同じ場所に居続ける」ということがなかなか考えにくいHSS型HSPさんにとって、「同じところに留まらなくていい」というフレキシブルな状態のほうが、生き生きと働くことができるでしょう。

あるいは…

  • 正社員として会社に勤めるなら → 部署の異動が多い会社

同じ会社の中でも異動があれば、HSS型HSPの求める刺激が得られやすいです。

「いちど入社したらずっと同じ場所で、変わらぬ顔ぶれで、ほとんど同じ仕事をし続ける」というスタイルの会社はあまり向いていないので、社内のひとの流動性や転勤の有無は仕事選びのひとつのポイントになります。

また、飽きっぽさの対策としては、「自分自身を発信すること」もおすすめです。

これは最初から本業とするのは厳しいですが、副業としてでも自己発信をしていると、「自分のあらゆる関心に常に向き合える」ので、その時々で好きな分野で好きなときにコンテンツを作るなど、自由なスタイルでスキルや知識を身につけられます。

たとえば…

  • YouTuber
  • ブロガー

など、今ではだれでも気軽に自己発信を始められる時代ですし、力を注いでうまくやっていけば、お金を稼ぐこともできます。

HSS型HSPさんは、ひとつの仕事に限定せず、こういったものをいろいろと並行してやっていくのもよいですね!

仕事が続かないと感じる?「マルチ・ポテンシャライト」だと考えよう!


いろいろな働き方があるとはいえ、「ひとつの仕事を何十年とつづけて、プロフェッショナルになる」ことがほめられる傾向にあるのが、日本の社会の特徴ですよね。

それゆえ、「仕事が長続きしないじぶんは、働くのに向いていないのかな…」と悩む方も多いと思います。

かくいう私も、正社員でずっと同じ会社で働くのが耐えられないという思いがあって、仕事をやめたので、「社会でやっていける気がしない…」というネガティブな感情に悩み、今でもそういう思いはあります。

しかし、そんな悩みを軽くしてくれる考え方があり、私もこれを知ったときに心が軽くなったので、この機会に皆さんにもご紹介します。

「マルチ・ポテンシャライト」という考え方

「マルチ・ポテンシャライト」とは、エミリー・ワプニックという方が提唱しているものです。

これはどういう言葉かというと、「多くの潜在能力を持つひと」という意味を持っています。

つまり、さまざまなことに興味を持って、多くのことを探求するようなひとのことを、ポジティブに表現した概念なのです。

実際にエミリー自身も、ひとつのことに興味を持ち続けられないという悩みを抱くひとりでしたが、今では自分が「マルチ・ポテンシャライト」だと考えるようになり、さまざまなことに挑戦し、いろいろなことを次々と仕事にしています。

ひとつのことだけを突き詰めるようなプロフェッショナルにならなくても、いろいろなことに飛び移ったり、並行してやってみたりしてもいいのです。

そしてそれは趣味だけでなく、仕事についても同様です。

まるでちがった分野のことを点々とやっていったとしても、その多くの分野にわたる知識や経験が、いつか革新的な結びつきをすることもあります。

そう考えてみると、こういう生き方も悪くないな、と前向きに思えますよね!

エミリーは、HSS型HSPのことを指してこの言葉を提唱しているわけではありませんが、私たちHSS型HSPにとっても、とても参考になる考え方だと思うので、今回ご紹介しました。

もし、くわしい内容が気になる方は、エミリーの著書『マルチ・ポテンシャライト 好きなことを次々と仕事にして、一生食っていく方法』をぜひ読んでみてください。

「ひとつの仕事が続かなくて、自信がなくなってきたな…」という方にとって、ポジティブに自分を見つめられるきっかけになるはずです。

自分の興味のあることもあんまりよくわからないな…という場合は?


「趣味ならいろいろあるけれど、仕事と言われると正直あんまりよくわからない…」

という場合は、とりあえずいろいろなことをすこしずつやってみるのが一番ですね。

考えていても見つからないと思うので、ほんのすこしでも関心があることはやってみて、「けっこう楽しいかも…」と思えるものを続けてみるのがいいと思います。

くわしくは、こちらの記事もあわせてどうぞ〜。
» やりたいことがない理由&3ステップでやりたいことを見つける方法

HSS型HSPを前向きにとらえた仕事をしよう


特有の性質により、どうしても悩みやすいHSS型HSP。

一般的な枠にとらわれず、それぞれが楽しく実力発揮できるような、自由な働き方を見つけられますように!

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