HSPって嘘くさい?←このキーワードで痛みを感じるのがHSPです
こんにちは、うなんです。
「いろんな人がHSPとかって言うけど、ぶっちゃけ嘘くさくないか…?」
↑こういうことを感じたことがありますか?
芸能人の方が「自分はHSPなので」とカミングアウトしたときに、「いやいや、そうは見えないよ」…とか。
HSPは病気ではないので、診断は自己判断になります。
それゆえ周りからすると「繊細アピールしたいだけなのでは?」と思われてしまうこともあるのかもしれません。
元気ハツラツで人前に出るような人だと、一見してHSPには見えない場合もあります。
HSPだと自称しながら、ズケズケと発言する人もいるかもしれません。
そんなHSPの「嘘くさいな…」と思われてしまう理由について、本記事では考えてみます。
目次
HSPって嘘くさい?←このキーワードを見て痛みを感じるのがHSPです
まず、タイトルの通りでして「HSPって嘘くさい?」というのを目にして、HSPの方なら少しイヤな気持ちになったかもしれません。ごめんなさい…。
HSPを否定するつもりは全くなく(わたし自信がHSPと自認しています)、繊細な方がいるというのは事実なのですが、
とはいえ疑わしく思ったり、疎ましく感じる人もいるのでしょう。
というのも…
HSPは病気ではなく、誰でも自称できるため、嘘くさいと思われやすい
HSPの診断は、自己判断で行うものなので、どうしても「自称」になってしまいます。
お医者さんからの診断書があるわけじゃないので、「自分で言ってるだけだろ」となってしまうのは仕方がないことなんですね…。
程度も人それぞれ。少しでも当てはまれば「わたしはHSPです」と言えてしまう
HSPのチェックリストを見て、すべてに当てはまってしまうような人もいれば、ややHSPの傾向があるくらいの人もいます。
チェックリスト自体が自己判断な上に、ギリギリのラインでも「HSPです」と言うことはできます。
人の感覚というのは本人にしかわからないので、HSPの度合いの判断も本人次第。
「ややHSPのきらいがある」といった程度の人が「わたしはHSPなんです」と言っているのを見ると、「嘘くさいなあ、そうは見えないんだけど」と思われてしまう可能性があるかもしれませんね。
「HSPだから〜」というと、甘えていると思われやすい
「わたしHSPだから疲れやすいんだ」というと、この感覚のない人からすると「HSPってよくわからん単語で名乗って、それを言い訳にして甘えてる」と思う人もいるでしょう。
「ハンディがあるから大目に見てよ!」と言われているようで、苛立ちを感じる人がいても無理はないかもですね。
HSPによる疲れは、他人からは目に見えない
日光を浴びるとすぐにグッタリしたり、人混みだと見るからに顔色が悪かったり…
ということがあれば、他人からも気付かれるかも知れませんが、実際にはそこまでわかりやすくはないものです。
どれだけ脳を使っているのかは目に見えないため、そもそも気付かれにくいことから、「HSPなんてそもそも本当にあるの?」と思われることもありそうです。
結局は「単なる性格の一面」としてHSPを捉えよう
ここまで書いたように、HSPは嘘くさいと思われる面も確かにあると思いますが、
言ってしまえばただの脳のはたらき方の違いであり、人の性質のうちの一つにすぎません。
HSPというのは本人が「自分のダメージを受けるポイントを理解して、そのダメージとうまく付き合う手段」としてHSPという概念や特性を知り生活に活かせばいいだけなので、 HSPではないしよくわからないという周囲の人は「HSPを自称する人の存在」を基本的にそんなに気にしなくていいとわたしは思っています。
もっとラフにHSPという概念を受け止めてみては
たとえば「わたしって少食なんだよね」と言っている人が、実際はどの程度少食なのかは一見わからないですよね。(じつは家ではめっちゃ食べてる…といった可能性だってあるので)
だれかが「自分はHSPなんだ」と言っているのも、「どうやら本人はそう感じているんだなー」くらいのラフな感じで受け止めてあげればよいのではないでしょうか。
医者が判断するような病気でもなく、治せるものでもないですしね。
もし「あの人HSPとか言ってるけど、嘘くさいなあ」と不快に思う相手が身近にいるなら、わざわざ突っかかったりせずに、そっと離れてみたら良いでしょう。 その人がほんとうにHSPなら、おそらくあなたの態度をすぐに察するはずです。
あなたがHSPなら、本当に親しい人や家族などにだけ打ち明けるようにするのが吉
もしもあなたがHSPである自認があるのであれば、それを誰にでも打ち明けてしまうと「嘘くさ…」と内心思う人が出てしまう可能性があります。
それはいろんな人がいるのでしょうがない! 全員と分かりあうなんて不可能!
…と割り切った上で、本当に自分が親しい人や一緒に暮らしているといった身近な人にだけ伝えておくのであれば、いいのではないかと思います。
何より、HSPという言葉は「HSP本人がちょっと気楽になるため」に使われればそれでいいとわたしは思っているので、そのための手段としてHSPの知識を活かしてみてはいかがでしょうか?
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