5年経つも鮮明…HSPのつらい就活体験談【失敗もあるけど大丈夫】
こんにちは、うなんです。
HSPの大学生「就活つらい。HSPだし、なおさら…。お祈りメールも、いちいちすごく落ち込んじゃうし、もうやめたいよ〜…。」
↑上記のような方に向けた記事です。
目次
今朝、こんなツイートをしました。
就活って、本当に苦行ですよね。
めちゃくちゃキツい物言いをする面接官に当たって、半泣きだったけどその場では言い返せなかった…なんてことも、わたしはありました。
HSPだと、ショックが頭に刻み込まれて、ずっとつらい。
5年くらい経つけど、いまだに覚えています🤦🏻#HSP #hspさんと繋がりたい— ツダ@生地屋から記事屋になった人 (@mee_one_sheep) May 8, 2022
わたし自身、HSPで、現在は26歳です。
就活をしていたのは、5年くらい前のことになります。
でも、いまだにハッキリと、すべての面接の光景を覚えています。
就活、ずっとお腹痛かったし、とても精神をすり減らしたから…。
というわけで、今回は当時の体験を紹介しながら、今、就活で「大変だな」という思いをしているあなたに向けて、気が楽になるような記事をお届けします。
どうぞ紅茶でも入れて、休息がてら、読んでいってくださいね。
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「就活まだこれからだけど心配…」という学生さんは、こちらの記事もどうぞ! » 参考:HSPに向いてる仕事ジャンル7つまとめ!就職・転職のポイントも » 参考:HSPの大学生はバイトしなくてもいいと思う【過去の自分へ】
HSPにとって就活はつらい体験になることもある(そして忘れられない…)
冒頭のツイートでも述べた通り、HSPのわたしの就活は、つらい体験でした。
あまり詳細を書くと、想像力豊かなあなたにもダメージが刺さってしまうと思うので、ツイートのエピソードを出来るだけサラッとふりかえると…
わたしの就活エピソード
とある生命保険会社の面談に行ったときのことです。 選考の一部ですが、先輩社員と一対一での面談形式でした。 「志望理由は?」 「これまで一番辛かった経験は何? どうやって乗り越えた?」 というような内容の質問に答えていたのですが、私の回答が甘いと感じたのでしょう…。 「そんなんじゃ、あなたが他に受けてる〇〇会社さんも落ちるよ」 と、言われました。
「初対面の人に、どうしてそんなことを言われなくちゃあならないんだ!」
と思いつつ、怒りと悲しみの処理が追いつかず、何も言い返せなかった…。
(ちなみに、そのとき引き合いに出された「〇〇会社」からは、その後内定をもらえました。笑)
今となっては、どう考えても生命保険の営業なんて、自分には合っていないし、結果的にはべつによかったのですが、忘れられない心のしこりにはなってしまいましたね。
就活は、HSPにとってつらい環境となりやすい
今のエピソードほど、直接的な攻撃は受けなかったとしても、HSPの刺激になることが多いのが、就活です。
- うまく話したり、自己アピールするのが苦手
- 知らない会社で、初対面の人ばかりで、毎日緊張しっぱなし
- お祈りメールがくるので、すごく落ち込んでしまう
- 周りの友だちが内定をもらっていくと焦る
たとえば、こんなストレスを感じますよね。
なかなかうまくいかないと、「自分は社会から必要とされていないんだ…」と自己否定の感情にとらわれてしまうこともあります。
そして就活はどうしても、「合格」より「不合格」を突きつけられる回数のほうが、多くなりがちなもの。
HSPさんは特に、ひとつひとつのことを、しっかり受け止めてしまうので、精神が消耗しやすいのです。
重く受け止めすぎないことが大切。自信を失わないために
就活で消耗していくと、自信がなくなってきてしまったり、ネガティブな気持ちが強くなってしまうこともあると思います。
「外向的で、積極性のある人間がよしとされがちな社会」は、HSPにとっては居心地が悪いものですよね…。
重く受け止めすぎなくてOKです
「就活はお見合いみたいなものだ」とよく言われますが、相手のスペックに関わらず、気の合わない人というのはいるものです。
精一杯、ありのままの自分の言葉で伝えて、それでお断りされたら、「合わなかったし、今回は仕方がないな」と気楽に受け止めましょう。
カール・ロジャースの「2:7:1の法則」
自分がどんなことをしても…
- 自分のことを好いてくれる人:2割
- 自分のことをスルーする人:7割
- 自分のことを嫌う人:1割
↑だれしもこの割合で、合わない相手というのはいます。
全ての人から「いいね!」と思ってもらえるなんてことは、そもそもあり得ない! と割り切って考えましょう。
「嫌われるのが怖いなあ」という感情が強い方は、こちらの記事「「批判されるのが怖い…」怖いと感じたらすべき3つの思考法」も読んでみてください。
就活まっただなかorこれから!という学生さんへ
就活が近づいてきたり、周りの友だちの行動を見て「自分も置いてかれないようにしなきゃ」と思っている方も多いかもしれません。
そんな学生さんに、ぜひ覚えておいてほしいことを、最後にすこし話します。
面接で「理想的な人物」を演じても、自分の心はかくさないで!
就活の面接などでは、人から見られることを意識して、自己アピールをするので、「演じている」という感覚があると思います。
ふだん友だちと話すような、あけすけな会話はできないので、就活において演じることは、やっぱり多少は必要です。
でも、自分の心まで、演技でかくさないようにしてください!
「自分のやりたいこと」や「理想の生活」を素直に考えて、実現に向けて動きましょう。
疲れやプレッシャーで、焦って見失わないように、ときどき立ち止まってもいいので、自分の気持ちを確認してみてくださいね。
就活が「人生の全て」ではありません!
「就活に失敗したら、どうしよう…」と、真剣に悩むとは思いますが…
就活だけで人生が決まるわけじゃない!
と、社会人5年目のわたしからすれば、思います。
多くの人は、転職もするし、いろいろな働き方があるのが、現代です。
ちなみに現在のわたしは、会社員はやめて、こうして1人で記事を書いて、フリーランス的に生きています。
就活がムダだったとまでは全く思いませんが、周りに合わせて「就活してどうにか会社に入らなきゃ」と漠然と考えていた当時の自分は、「ものすごく視野がせまかった」とは思いますね。
今、学生であるあなたは、「目の前のことが世界のすべて」にならないように、大きな視野で、いろいろな可能性を考えてみてください!
ちなみに「新卒で入った会社の仕事(接客業)が合わなかった話」をこちらの記事で書いています。 » 参考:HSPが接客業を7年やって思うこと【結論:私はもうやりたくないかも…】 接客業が気になっている人には、参考になるかも…です。
就活は、ひとつの選択とツールにすぎない
HSPの人にとって、就活はストレスになることが多いかもしれませんが、自分がやりたいことを選ぶための、小さなポイントのひとつです。
気負いすぎず、あなたらしく、納得のいく将来の道を選んでいけるように、応援しています!