【HSP】仕事が辛い…仕事に悩む理由8つと対処法5つを紹介します
こんにちは、うなんです。
HSPの気質があります。
HSPにとって、会社で働くということは、とてもストレスがかかることが多いですよね。
そもそも、8時間×週5日ほどの時間を会社で過ごしているということは、それだけでもHSPには大きな負担になることでしょう。
「会社に行くのがつらいな…」「仕事、しんどいな…」
そう感じているHSPの方に向けて、この記事では「HSPが仕事をつらいと感じる理由と、それに対する対処法」について、紹介します。
目次
私も、かつて正社員として会社勤めをしていた頃は、「職場にいるだけで苦痛だ…」と毎日感じていたので、痛いほどその気持ちを味わっています。
仕事が終わってから自由な時間があっても、それを楽しむ余力がなくて、毎日が過ぎていく…。
そんな会社勤めの日々でした。
しかし、感じているつらさの原因を把握することで、少しでも負担を減らす対策を見つけることはできます。
今、同じように仕事に悩んでいるHSPのあなたも、そんな仕事のつらさの原因を可視化して、対処法を身に付けることで、できるだけ辛い気持ちを和らげていきましょう!
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HSPが仕事を辛いと感じる場面・理由は?
HSPは、仕事をしているときも、他の人と比べてさまざまな場面において負担を感じやすいです。
ではいったい具体的に、どのような場面で、どういうときに「つらい」と感じるのか、ご紹介していきます。
①:上司や、同僚などの顔色をうかがい過ぎて疲れてしまう
たとえば業務について、何か質問や相談があるとき、上司や同僚に話しかけたいと思っても、相手の状況や顔色を伺い過ぎてしまうあまり、タイミングを見計らうだけで一苦労…ということがあります。
何かひとこと報告するにも、気を遣ってしまうので、些細なことであっても気疲れしやすいです。
特に感情的な人や、怖いと感じる人が社内にいると、一層気にしてしまいます。
また、お局様がいるような職場環境も、大きな負担になります。
このように日々の人間関係の気遣いで疲れた結果、「つらい」という気持ちになることが多いですね。
②:仕事中に監視されていると感じて、集中できない
自分が仕事をしているときに、周囲の人の目が多い環境であったり、あまりにこまめに作業内容を確認されるようなときに、HSPは特に強く「監視されている」という感じを抱きやすいです。
見られている、という意識が常にあると、目の前の仕事に集中することができなくなります。
その結果、力を押さえ込まれているような感じがして、嫌だと思うことが多いのです。
③:苦手な業務を担当している
「電話に出るのがものすごく苦手で、電話が鳴るたびにドキドキしてしまう…」
「営業が苦手だけど、営業職についてしまった…」
このように、自分がとても苦手だ、と感じる業務を受け持ってしまっていませんか?
そもそもの仕事内容が自分に合っていないと、常にストレスを抱えてしまい、仕事が苦痛になってしまいますね。
ある程度は慣れることができても、根本的に苦手なことは負担になり続けることでしょう。
④:ミスをしていないか、自分の仕事に問題がないか、常に心配してしまう
完璧主義になりやすいHSPの人は、自分の仕事に不備がなかったか、ミスをしていないか、などということが不安になり、何度も確認してしまったりします。
上司から怒られたり、周りに迷惑をかけたりすることを想像しては、またさらに無駄に疲れてしまいますよね。
あらゆることを心配したり考えすぎるがゆえに、疲れやすいのです。
⑤:職場環境に、音や温度などの気になる刺激が多い
人目以外にも、周囲の話し声などの音や、光や匂いなど刺激が多い仕事環境は、HSPにとっては集中を阻害する要因になります。
HSPでなければスルーできるような程度の雑音であっても、どうしても耳についてしまうということがあります。
また、気温や冷暖房の温度などの影響も受けやすいですが、他の人と一緒に働く空間では、自分が一番快適と感じる環境をつくるのは難しいです。
外部の刺激について気になることが多いと、ストレスが蓄積され、疲れを感じる要因になります。
⑥:休憩時間や、勤務後の人付き合いがしんどい
「仕事は自分のやることをやるだけだからいいけれど、同僚とのランチや、仕事終わりの飲み会がキツい…」
そう感じている人も、多いのではないでしょうか。
仕事で疲れた分、一人になって少し休憩する時間が必要なのに、人付き合いがあって気が休まらない…。
このような状況に、つらさを感じることがあるでしょう。
⑦:仕事のペースが早い、合わない
時間にタイトな仕事や、常に忙しなく動き回らなくてはならない仕事など、スピードや瞬発力を求められる仕事は、キャパオーバーに感じられることがあります。
本当はもっとじっくり考えたい、時間を気にせず集中してやりたい、という気持ちになります。
深く思考することが得意なHSPにとって、スピード重視の職場は合わなくてつらい、と思うことがあるはずです。
⑧:勤務時間の長さや、満員電車での通勤など、仕事内容外の疲れが溜まる
一日に長時間働くことや、通勤の電車のストレスなど、そもそもの働き方の部分で、すでにとても消耗してしまっている、ということも考えられます。
たとえどんなに楽な仕事をしていたとしても、通勤や休憩時間を含めて毎日10時間くらいを家の外で過ごさなくてはならないと考えると、HSPにとっては「つらい」と感じて当たり前ですよね。
時間通りに勤務しているだけでも、えらい! と言えるくらい、頑張っているのです。
HSPの仕事の辛さを軽減する対処法
仕事をつらいと感じる場面を見て、「わかる〜!」と感じたHSPの方も多いのではないでしょうか。
できる限りつらさを軽減して、今の会社でうまくやっていきたい…。
そう思っている方に向けて、このつらい状況を和らげるための対処法をご紹介します。
①:相手の感情は相手のものだと考える
相手の顔色をうかがい過ぎてしまうというような場合は、相手と自分の役割をしっかりと区別するようにしましょう。
- 今この案件について報告・相談するのが、私の役割
- それに対して、どう反応するかは、相手の役割
たとえばこのように、分けることを意識しましょう。
自分が今話しかけたことによって、たとえ相手の機嫌が悪かろうと、それは相手の問題です。
もちろん、あまりにも相手の状況やタイミングを考えないのは良くないことですが、HSPの方は常に無意識に考え過ぎてしまっているはずなので、「考えないようにするくらいがちょうどいい」のです!
安心して、自分のやりたいこと、やるべきことに目を向けるようにしましょう。
こちらの記事も参考になります »【発見】対人関係のストレス対処法【アサーションを身につけよう】
②:考えすぎるのを意識的にやめる
まずは、「自分は必要以上に気を使い過ぎてしまう」「とても心配性だ」という自覚を持ちましょう。
その上で、意識的にその考えすぎるところをセーブするのが大切です。
一人で何度も反芻して確認せずに、時間や回数で区切ることで考えるのをやめるようにしたり、すぐ誰かにダブルチェックをしてもらうように心がけます。
一つの仕事を終えたら、できるだけ早めに切り替えて、ちゃんと自分の中で区切りをつけていくようにすると、不安を引きずらずに済みます。
③:苦手ではない仕事を積極的にやる
たとえば、「人と接することが少ない」「黙々と作業する」というような仕事がマシだな〜と思うのであれば、それを見つけて、積極的にやってみます。
すると、その仕事をしている分、苦手な仕事をしなくてはいけない時間を、相対的に減らせるはずです。
「この作業をしている間は、自分が苦手な電話に出なくてもいい」という状況が多く作れたら、その分気持ちが楽になりますよね。
できるだけ、自分が嫌ではないこと、わりと得意なことに目を向けて、その比率が増えるように意識的に動いてみるのがおすすめです。
地味で楽な作業を買って出るなんて…と後ろめたい気持ちになることもあるかもしれませんが、競争も避けられますし、他の人にとっては嫌な作業をしてくれて助かる! と思ってもらえることも案外多いものですよ。
④:人付き合いは、断ってもいいと考える
「ランチの時間は、一人で休憩する時間にする」
「飲み会には、頻繁に顔を出さない」
このように心がけて、必要以上の人付き合いは、避けても大丈夫です。
最初は断るのに勇気がいるかもしれませんが、そういうキャラとして認識してもらえれば、気楽な立場になることができます。
うまく断る自信がなければ、素直に「多くの人と長時間過ごすと疲れてしまうんです」と伝えてもよいです。
外向的に明るく振る舞わなきゃ、とあまり思い込まないことが大切ですよ。
⑤:通勤時間をずらす、通勤手段を変える
通勤で削られるエネルギーは大きなものです。
毎朝満員電車で通勤しているのであれば、ラッシュの時間から少しでもずらして早めに家を出ることも有効でしょう。
あるいは、できることなら職場の近くに引っ越したり、比較的空いている電車に乗れるような方面の駅の最寄りに住むなど、環境を変えるとグッと楽になります。
毎日のモチベーションや疲れ方に直結する部分なので、ストレスを感じている場合は見直してみてくださいね。
どうしても仕事が辛かったら…我慢しすぎないで
仕事がつらいと感じている場合は、「自分がどんな場面でストレスを感じているのか」を明確に把握して、できる限りの対策をしていくことが重要です。
そうすることで、HSPでも、会社で起こりうるストレスを軽減しながら、やりがいを持って仕事をやっていくことはできます。
しかし、根本的にどうしても仕事内容に無理を感じるときや、人間関係の苦痛が耐え難いというときは、今の仕事や会社にい続けるべきなのかどうか、広い視野で見直したほうがよいかもしれません。
我慢をして、その会社にこの先何年、何十年と勤め続けても、残念ながらつらいだけの可能性が高いです…。
たとえば、別の会社に転職するとか、在宅ワークができるような仕事を考えるなど、行動次第で楽な環境に移ることはできます。
仕事のつらさを抱え込み過ぎずに、心が楽でいられる働き方を探してみてくださいね!
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