【HSP】疲れずに他人とうまく付き合う方法【人間関係のコツ】
こんにちは、うなんです。
私は、HSPの気質を持っています。
なので、人間関係において苦痛を感じることがよくありました。
しかし今は、家族と、友人数名という、小さなコミュニティに制限することで、人間関係で疲れるということがほとんどなくなっています。
このように、自分の周りの環境を、自分でつくることで、精神的な負担を減らすことができるのです!
今回は、そんなHSPが人間関係で疲れないための方法・コツをお伝えします。
HSPの人間関係コツ①:感情の起伏が激しい人とは距離を置く
敏感であるHSPは、他人の感情からの影響を、とても強く受けてしまいます。
例えば…
- 怒っている人を見ると、自分が怒られている気分になって苦しい
- ドラマの主人公の境遇に感情移入して、すぐに泣いてしまう
このような経験に心当たりがありませんか?
怒ったり、悲しんだり、喜んだりしている人を見ると、それによって自分の心も強く動かされてしまうのが、HSPの特徴の一つです。
相手の気持ちを、自分のことのように捉えることができるのは、素晴らしい能力と言えます。
しかし、一方で、自らを傷つける刃となりうることにもなるのです。
HSPが注意すべき人の特徴
そんなあなたが注意するべきなのは、「喜怒哀楽が目まぐるしく変化する人」です。
笑っていたかと思えば、いきなり機嫌を悪くする…など、コロコロと気分が変わるような人のそばにいると、自分の感情までもがかき回されるような感覚になります。
特に、「怒り」や「悲しみ」という、心に負荷のかかる感情を表に出しやすい人には注意したほうがよいでしょう。
感情表現が豊かな人は、それもその人らしさであることは確かですが、HSPの人にとっては、彼らと一緒にいると精神的に落ち着くことができず、それがストレスになってしまうのです。
HSPの人間関係コツ②:家族や恋人など、身近な人にHSPについて伝える
たくさんの人と付き合うのは疲れてしまうとしても、限られた近しい人には心を許してわかり合いたいものです。
家族、親友、パートナーなど、身近な人に自分のHSPという特性を知ってもらうということが、お互いをわかり合うための第一ステップにつながります。
今の時代は、幸いなことに、HSPという概念が大きく広がりつつあり、HSPに関する書籍などがたくさん存在しています。
そういった本をプレゼントしてみるのもオススメの方法です。
自分の言葉でうまく自分のことを表現できなくても、本の力を借りることによって、伝えられるかもしれません。
それは、HSPがどんなものなのかということを他者に伝えるツールとして、とても有効だと思います。
私の経験談
私も、実際に、母親にHSPについての本をプレゼントしたことがあります。 「自分のことを全然話さないし、よくわからない子だ」と子どもの頃から思わせ続けていたので、これをきっかけに少しでも自分の気持ちを伝えたいと思ったからです。 どれくらい理解してもらえたかはわかりませんが、伝えることで気持ちがラクになり、関係性も穏やかになりました。 あなたのことを理解したい、と思ってくれている相手なら、きっと喜んで受け取ってくれるはずです。
【オススメ】HSPを知ってもらうと人生が楽になる【本が有効です】 | ONE-SHEEP
「同じようにHSPの人が自分の周りにはいない」「理解してくれる人がいない」と、孤独感を感じていませんか? 子どもの頃から「正体不明の生きづらさ」に悩んできた私が、考え方を変え、自分の周りの環境を変えることで手に入れた、人生をちょっと楽にするための方法を、おすすめの本とともにご紹介します。
HSPの人間関係コツ③:多くの人と日々関わらなくてはいけない仕事はしない
私は、学生時代のアルバイトや、会社員をしていた頃に、接客業をしていました。
今思えば、なんて自分に向いていないことをやり続けたのだ、と思うのですが、しんどいなあと感じながらも続けていたのです。
毎日、数十人、数百人という不特定多数の人とコミュニケーションを取らなくてはならない仕事は、精神をかなり疲弊させるものでした。
さらに、仕事仲間の人数も多く、私にとってはキツいと感じる物言いをする人とも一緒に仕事をしなくてはならなかったので、いつも胃がキリキリと痛む思いでした。
そんな経験をして初めて、「限られた人数の中で深く付き合う」という人間関係のやり方が、HSPである自分には合っていると気がつくことができました。
例外もあります
ただし例外が一つあって、それは「自己実現のためであればそうとは限らない」ということです。
例えば、大勢の人の前に立つ歌手であったり、あるいは芸人など、自分のやりたいことが明確にあって、それが達成できるという環境においては、人目を気にしないでいられるという場合もあります。
ただ、そこまでやりたいことではないけれど多くの人と接しなくてはならない、という環境に居続けるのは、HSPの人にとっては基本的に負担となるので、避けたほうがよいでしょう。
上手な人付き合いをして、ストレスのない生き方をしよう
HSPにとって、人付き合いというのは、社会で生きる上でつらいと感じることの大きな一つの要因です。
しかし、自分の身の回りの環境は、ある程度自分で決めていくことができます。
生きづらくても仕方がない、と諦めたり無理をしたりせず、うまく付き合っていくことが、人生をラクにするコツです。
相手のことを深く思いやることができるのが、HSPのよいところです。
自分のことを知って、その良さを生かした人間関係を築いていけるとよいですね!
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