Written by Unan

【HSP】なぜかすぐ泣いてしまう…その理由と対策を紹介します

HSP

こんにちは、うなんです。

「なんで自分はこんなに涙もろいんだろう…」

そのように感じることはありませんか?

HSPは、他の人よりも繊細なので、あらゆる場面で泣きそうになってしまうこともしばしば。

私もHSPなので、自分でも驚くほど泣いてしまうことが多いです。

泣くこと自体が悪いことではないのですが、状況によっては困りますよね…。

そんなHSPさんが、よく泣いてしまう場面とその理由、そして涙をコントロールするための対策をご紹介します。

涙もろさに困っている人は、参考にしてみてくださいね。

まずHSPの特徴を知りたい方向け参考記事:
» HSPとは? 繊細さんの感覚をわかりやすく簡単に解説します

HSPがすぐに泣いてしまう…よくある場面は?


HSPの人が泣いてしまう場面や状況というのは、いくつかあります。

ここでは、3つのパターンに分けて、説明していきますね。

①:他人に自分の気持ちを伝えようとするとき

自分の気持ちを伝えようとすると、涙が出てきてしまう…。

このような経験があるというHSPの方は多いのではないでしょうか。

泣くようなことでもないのに…と自分で分かっていながらも、何かを伝えようとすると、どうしても涙が出てきてしまったり、言葉が詰まってしまうことがあります。

②:映画や小説などの物語を観て、感動したとき

映画、小説、アニメ、音楽…など。

創作物や、芸術作品に触れたとき、その世界に引き込まれるように深く感動するのが、HSPの一つの特性でもあります。

そのため、「感動のあまり、すぐに泣いてしまう」という涙もろいところがありますね。

③:他人の話や、ニュースなどを聞いたとき

友人に聞いた感動エピソードや、ニュースで放送される事件の情報など、他人から聞いた話に感銘を受けたり、衝撃を受けたりして、思わず泣いてしまいます。

ポジティブな話にせよ、ネガティブな話にせよ、涙が出るほど深く受け取ってしまう傾向があるのです。

あなただけじゃない。すぐに泣いてしまう理由


泣くつもりじゃないのに、どうしても涙が出てきてしまう。

それはあなただけではありません。

それぞれのパターンごとに、泣いてしまう理由をご紹介します。

①:普段から、自分の気持ちをあまり言わずに押さえ込んでいるから

HSPの人は、他者の気持ちを考えすぎたり、空気を読むことに一生懸命になるあまり、自分の気持ちを口に出すことが少ないです。

「相手を嫌な気持ちにさせるかもしれない」とか「自分の意見を言ったら水を差してしまうかな」と考えることがクセになってしまっています。

普段から自分の気持ちをあまり言わないように、と思っているので、いざ何か意見を言おうと思うと、勇気を振り絞るあまり涙と一緒に出てきてしまうのです。

②:感受性が豊か、というHSPの特性があるから

HSPは、物事を深く考えることができ、またとても感受性が強いです。

芸術作品などに対しても、人一倍感動します。

そのため、すぐに感極まって泣いてしまうのです。

③:相手の気持ちを、自分のことのように感じることができるから

他人の気持ちをよく想像することができるのが、HSPの特徴です。

相手が感じた喜びや、悲しみなどの感情を、自分のことのように感じられます。

そのため、他人の話を聞いたときに、自分が当事者かのように感動したり、悲しんだりできるのです。

できれば人前で泣きたくない…涙をコントロールするための対策


泣くこと、それ自体は、決して悪いことではありません。

思いやりがあって、感受性が強いのは、素敵なことです。

しかし、人前で涙を流すのが恥ずかしかったり、泣きたくない場面でどうしても涙が出てきてしまうというのは、困りものですよね。

そこで、このような場面でできるだけ涙をコントロールするための対策をご紹介します。

①:少しずつ、小さなことから、自分のことを話す練習を意識的にする

自分のことを話すときに涙が出てしまうのは、普段から小さな我慢をし続けているからです。

泣かずとも話せるようになるためには、自分の意見を言うトレーニングが必要です。

家族でも、パートナーでも、まずはごく身近な人に対して、自分の思っていることを伝える練習をするのがよいでしょう。

最初は、どんなに小さなことでもかまいません。

「今、自分が食べたいものを口に出して言う」というようなレベルから、素直に思いを相手に伝えられるようになるといいですね。

②:一人の時間で集中できる時間・空間を用意する

たとえば、映画を観て感動して泣く、ということは悪いことでは全くありません。

しかし、そういった場面を人から見られて恥ずかしいのであれば、一人の時間や空間を用意するようにしましょう。

他人の目を気にして涙を押さえ込むよりも、作品の世界に感動するときは、とことん入り込んでしまったほうが、満足度も高くて充実した時間になります。

HSPのいいところなので、それは押さえ込まずに発散できる環境をつくれるといいですね。

③:自分と他人との間の境界を意識すること

他人の話や、ニュースを耳にすることで、どうしても相手の立場に立って涙が出てしまうということであれば、「自分と他人とは別なんだ」という線引きをしっかりと意識するようにしましょう。

「これは自分に起こった出来事ではない」と、自分と他人との間の境界を意識することで、すべての情報を自分事として受け取りすぎるのを防ぐことができます。

相手の気持ちになって考えられるのは素晴らしいことではありますが、あまりに疲弊してしまうのを防ぐためにも、「他人の経験は他人のもの」という意識を持つようにしてくださいね。

自分の涙もろさとうまく付き合っていこう


ひとえに「すぐに泣いてしまう」といっても、その場面や原因は色々とあります。

深く感動するときは感動して、ただ疲れる涙にはできる限りの対策をして、少しずつ意識的に、涙もろさとうまく付き合っていけるとよいですね!

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