Written by Unan

【自己発見】生きづらい人の特徴&生きやすくする解決策を紹介

THOUGHT

こんにちは、うなんです。

「どうしてこんなに生きづらいんだろう…」

そう感じることはありますか?

「生きづらい」という言葉を目にする機会が年々増えているように、現代社会では多くの人が生きづらさを抱えています。

もちろん境遇はそれぞれですが、「生きづらい人」には大きな共通点があります。

この記事では、そんな「生きづらい人」に向けて、その人たちの特徴と、生きづらさを解消する方法をご紹介します。

漫然と「生きづらいなぁ」と思っているだけでなく、その根本的な原因を知ることで、生きづらさを取り除く行動をすることは可能です。

例えば、私も長年生きづらさを感じていた一人ですが、自分の特性をしっかり理解して環境を変えたところ、生きづらいと思うことがうんと少なくなりました。

このように、あなたも生きづらさを抱えているのであれば、解消するためのきっかけをぜひ掴んでいってください。

「生きづらい人」の特徴


そもそも「生きづらさ」とは、社会において自分が抑圧されている感じや、自分が認められていないという意識を、心の中に常にうっすらと住まわせている感覚だと思います。

そういう感覚を生んでしまう背景を考察しながら、どういう人が生きづらさを感じてしまうのか、特徴を見ていきましょう。

「生きづらい人」の特徴①:自己嫌悪に陥っている

「どうして自分には、これができないのだろう…」

生きづらい人は、こういうふうに思うことが多いです。

会社や学校、家庭の中でも、理想の自分と現実の自分がかけ離れていることで、この考えが芽生えます。

「〇〇さんのようにやろうと思うのに、うまくできない」
「家族にしょっちゅう怒られてしまう」

こういった経験が積み重なって、自己嫌悪を感じます

そして、「どうせ自分なんか…」というネガティブな考えがつきまとうようになります。

自分を否定的に捉える思考が染み付いてしまうと、これが生きづらさに繋がっていくのです。

「生きづらい人」の特徴②:特性が環境に合っていない

たとえば、自分でも気がついていないような、軽度のADHD(注意欠如・多動症)*などの発達障害であったり、あるいはHSP(繊細な人)という気質を持っているなど、本人が何らかの特性を持っている場合があります。

その場合、ごく一般的な社会に属していると、自分の持っている能力を発揮するのがむずかしいです。

そのため、普通に生活していても、うまくいかないことばかりだと感じたり、抑圧されたような感じがして、「生きづらい」と思うことにつながります。

ちなみに…

私はHSPの性質があり、生きづらさのようなつらい感覚を抱くことが多かったです。

しかし、自分の性質を知ったことをきっかけに、それを踏まえた暮らしに切り替えました。

その結果、今は、生きづらさの感覚を抱くことが激減し、生きるのがとても楽になっています。

*ADHDなどの障害が考えられる場合は、適切な治療を受けることで改善を期待できます。後の項目で述べる対策以外にも、医療機関への相談をおすすめします。

生きづらさを感じる理由


前項で紹介した、生きづらい人の特徴を踏まえて、その生きづらさを感じる理由があります。

それは…

他人の基準で生きている

ということです。

いつも自分の思うように行動して、それを自分自身で受け入れていれば、生きづらいと思うことはありません。

全てがうまくいくわけではなくても、「私は私だ」と考えることができていれば、他人の基準で自分に評価を下すことなく、結果をポジティブに受け止めることができます。

たとえ困難や失敗があっても、目に映る戦うべき相手は自分自身だと思えます。

しかし、他人の基準で生きていると、そうはいきません。

理想の人物像と、現実の自分にあまりのギャップがあると、自信がなくなりますよね。

その状態を長年続けていると、自分はダメな人間だ、という考えが染み付いてしまいます。

しかし、その「理想」は、自分で決めたものだったでしょうか?

会社ではこういう人が評価されているから、とか、幼い頃から親の理想を素直に聞き続けてはいませんでしたか?

他人や社会から良しとされている理想の人物像を、自分の理想として据えてしまうのが、すなわち他人の基準で生きているということです。

そうなると、その人物像に合わせていくしか、成功したり自分を受け入れる方法がないので、自らを押し込めて無理をすることになります。

それが、生きづらさを感じる要因になるのです。

生きやすくなるための解決策


他人基準で生きるようなことで感じる「生きづらさ」を解消するためには、自分が行動するしかありません

他人を変えるより、自分を変えたほうが早いですし得策です。

では、具体的にどのように行動したらよいのか、その方法を紹介します。

生きやすくなるための解決策①:自分にとって害となる人から逃げる、環境を変える

何かにつけて自分のことを叱ってくる人や、否定してくるような人が周りにいるのであれば、逃げてしまいましょう。

ちゃんと自分のことを分析して前向きに的確に注意してくれているのであればその人のことは大切にしたほうが良いですが、そうでない人も多いです。

「お前は全然ダメだ」というような否定的なスタンスや、見下した態度で接してくる人のそばにいても、メリットがないどころか、あなたの心を蝕んでしまう害となりえます。

逃げるというと聞こえが悪い感じがするかもしれませんが、危険を察知して身を引くのは賢明なことです。

上司や友人にそういう人がいるのであれば、距離を取ったり、その場を離れて、違う環境に移りましょう。

私の体験談

私は、家族と離れて一人暮らしを始めたり、会社をやめることで、環境を変えました。

その結果、自分の持っている能力を適切に使うことができるようになり、それまで感じていた生きづらさを感じなくなりました。

人と縁を切ったり、仕事をやめるというのは、大きな決断で勇気や労力がいると思われるかもしれませんが、これくらい大きく環境を変えるのはおすすめです。

もっと早く気がついて行動していればよかったな、と思うほど、今は快適に毎日過ごしています。

生きやすくなるための解決策②:自分の居場所を複数用意する

あなたの所属しているグループや会社が、あなたの中を占める割合はどのくらいでしょうか。

もし、毎日働き詰めでもはや会社しかないとか、自分のいるグループが世界の全てだ、というような感覚になっているのであれば、居場所をいくつか増やすべきです。

一つや二つの集団だけに身を置いていると、その集団の中の基準が、自分の全てになってしまいます。

しかし、集団の気質は千差万別です。

一歩外に出れば、全く違う価値観が無数に存在しています。

それを知っているかどうかで、自分の中の基準が全く変わってきます。

居場所を増やすというのは、どんな分野でも構いません。

趣味のコミュニティでもいいし、習い事を始めてみるのでもいいし、対面でなくてもSNSでも大丈夫です。

人と接するのが得意でないのであれば、一人で漫画や小説の世界に没頭してもいいですし、あるいは創造性を発揮して自分で世界を創作してもいいでしょう。

とにかく、複数の場所に身を置いて、いくつかの価値観を自分の中に住まわせるのです。

ある一方では、自分が認められないような感覚になったとしても、別の場所では歓迎されるところが誰しもきっとあります。

一つに固執して、自己否定で塞ぎ込むことのないように、複数の居場所を用意しておくことが大切です。

生きづらさをなくす未来へ


今回は、生きづらい人の特徴と、その生きづらさに対する解決策についてご紹介しました。

完全に無くすことは難しくても、適切な環境に身を置けば、生きづらさの感覚は確実に減らすことができます。

もし今、「他人の基準で生きていて、生きづらさを感じている」という方は、自分で考え方や環境を変えるために、ぜひ行動してみてください。

生きやすい生活は、自分次第で手に入れることができますよ。

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