自由で新しい仕事のカタチへ。マルチ・ポテンシャライトとは?
こんにちは、うなんです。
「マルチ・ポテンシャライトっていう言葉を耳にしたけれど、どういう意味なんだろう? どうやら仕事やライフスタイルに関係することみたいだけど…」
というわけで、本記事では「マルチ・ポテンシャライト」について解説します。
「マルチ・ポテンシャライト」は、従来によくある仕事観とはちがった、多様な仕事のやり方・生き方を肯定してくれる概念です。
特に「飽き性な自分は、会社員1本で生きていくことに向いていないかも…」と感じているような方が前向きになれる考え方だと思うので、本記事で内容をぜひ知っていってみてください!
目次
本記事は、エミリー・ワプニックの著書『マルチ・ポテンシャライト 好きなことを次々と仕事にして、一生食っていく方法』を参照しています。
無料相談あり:キャリアの悩み解決におすすめのサービス
「会社が合わない気がする…」「今のキャリアは自分にはちがうかも」 そんな仕事の悩みがある方にオススメなのが、キャリアに特化したコーチング・サービス【POSIWILL CAREER(ポジウィルキャリア)】です。 「どう生きたいか?」というあなたの理想の生き方を軸にして、会社員だけにとらわれないキャリア形成をサポートします。 ポジウィルキャリアでは、オンラインでの無料相談もやっています。 もし今、キャリア選択の悩みがあるという方は、ぜひ活用してみてください。 » POSIWILL CAREER(ポジウィルキャリア)の無料相談はこちら
自由で新しい仕事のカタチ。マルチ・ポテンシャライトとはいったいどういう意味?
「マルチ・ポテンシャライト」とは、エミリー・ワプニックという方が提唱する言葉です。
「マルチ(多くの)、ポテンシャル(潜在能力を持つ)、アイト(人)」
という意味で構成されている造語です。
簡単にいうと、さまざまなこと・分野に興味をもって、多様な活動をしている人のことを指すことばです。
ひとつの物事を突き詰めるのではなく、あらゆることを少しずつ並行してやってみたり、飽きたらどんどん次に進んでいくような働き方をする人を「マルチ・ポテンシャライト」と彼女は呼んでいます。
世間では、1つのことを貫くことが褒められるけれど…
1つの仕事を一生続けたり、探究し続けたりすることのほうが「よいこと」「素晴らしいこと」とされることが一般的には多いですよね。
「興味がコロコロと変わって、すぐに投げ出して次のことに飛びついてしまう」 「あれこれ関心があるので、中途半端にいろいろと手を出してしまう」 「仕事を転々と変えてしまうので続かない」
こういった人は、「飽き性」だとか「器用貧乏」「根気がない」だとか、ネガティブに捉えられることもしばしば…。
しかしエミリーは、これを「マルチ・ポテンシャライト」の特性として、とても肯定的にとらえています。
天職はひとつとは限らない
「天職」というものに出会うことについても、むずかしくて悩む方がたくさんいると思います。
それがたった1つだとすると、見つけるのってキセキみたい…。
「自分には継続力がないからダメなのかも…」 「たった唯一のやりたいことなんてない」
そう感じている方も多いかもですが、唯一の専門分野を持たなくても、いくつもの分野を行き来してさまざまな知識を吸収していくことも能力といえます。
すなわち、マルチ・ポテンシャライトとしてあらゆる分野にわたって活動する、という生き方も大いにアリなのです。
従来の仕事観にとらわれない。マルチ・ポテンシャライトの力で自由な働き方へ
マルチポテンシャライトを提唱しているエミリー・ワプニック自身も、
「ミュージシャン、ウェブデザイナー、映画製作者、法律家」というマルチな分野を仕事や学問として探究してきています。
一見つながりのない分野でも、自分の興味の向くままに行ったり来たりしながら、スキルを得ていく。
どれかの専門家になることはなくても、仕事はできます。
あらゆる分野で得た知識が別の分野で活かせることがあります。
そんな生き方をできるのが、マルチ・ポテンシャライトの素晴らしい魅力です!
マルチポテンシャライトの中にも、いろいろなタイプの働き方があります
マルチ・ポテンシャライトの中には、
いくつものプロジェクトを同時進行で進めるタイプの人もいれば、
ある期間1つのことに没頭しては、また別の分野に移っていくタイプの人もいます。
いろんな興味が同時に湧いてくる人と、短期間でポンポンと移りかわっていく人がいる、というわけです。
そのタイプの度合いにはグラデーションがあるので、働き方にもちがいが出てきます。
マルチ・ポテンシャライトが好きな分野を行き来しながら食べていくためには?
マルチ・ポテンシャライトを肯定的に捉えていいのはわかった! でも、どうやってそれを仕事にしていけばいいの?
…たしかに、1つのことをやり続けるスペシャリストタイプとはちがって、
いろんなことを転々とやっている人が食べていくのは、難しそうに思えます。
しかし「やっぱりダメじゃん」と考えるのは早いかも。
うんと時間をかけて得た知識やスキルだけが、必ずしも仕事をやっていくのに必要なわけではないからです。
アイデアの組み合わせや、吸収の早さを武器に
多岐にわたる分野を見てきた私たちは、その組み合わせによって新しいアイデアを生み出すことが得意であったり、未知の分野を習得する速度が早い傾向があります。
発想力や、適応能力の高さを生かして、理想の働き方・幸せな人生を手に入れていくパワーがある。
このほかにも、視野の広さや人脈が広くあることなど、さまざまなパワーを持っているのが、マルチ・ポテンシャライトです。
具体的にどんな働き方があるのか、どうやって働いていけばいいのか、もっとくわしく知りたい方は、エミリー・ワプニック著のこちらの本↑をぜひ読んでみてください。
マルチ・ポテンシャライトが人生を設計していくための、選び方の指針が提案されています。
「1つのことだけを継続してスペシャリストにならなくても、もっと好奇心の向くままに、自由に生きていいんだ!」と前向きに思えますよ。