【行動力が上がる】完璧主義をやめるための3つの考え方
こんにちは、うなんです。
「細かいところまで気になってしまって、仕事が遅い…」
「いつまでも完成させられずに、確認や修正を繰り返してしまう」
「どうしても先延ばしにしてしまう」
こんな悩みを抱えているのは、あなたの「完璧主義」のせいかもしれません!
物事のひとつひとつに丁寧に向き合っているのはいいのですが、あまりになんでも気にしていると、仕事が遅くなったり、自分でもストレスを感じたりしますよね。
私はHSPで完璧主義の一面があるので、そういった自分に対して自己嫌悪を抱くことも多くありました。
しかし、そんな「自分に完璧主義なところがある」という自覚をして、それに対策するための考え方を身につけることで、前に進みやすくなりました!
というわけで、この記事では、「完璧主義をやめるための考え方」についてご紹介します。
完璧主義をやめると気楽になって行動力が上がるので、そのためのヒントにしてみてくださいね。
目次
完璧主義をやめるための3つの考え方
作業スピードが遅くなってしまったり、心配しすぎて消耗してしまったり…。
完璧主義でいると、行動力が下がる原因になります。
そんな完璧主義をやめて、気楽に生きていくための考え方を3つご紹介します。
①:作業時間や確認回数の制限を決める
- なかなかやるべきことに手をつけられない
- ミスがないか何度も確認してしまって時間がかかる
このような場合は、自分で時間の期限などを決めておくと良いです。
明日までに取り掛かる、3時間で終わりにする、確認作業は2回まで、など、明確に自分で定めましょう。
何度もだらだらと確認するより、「もう2回チェックしたから終わりにしよう」と区切りをつけることで、早く次に進みやすくなります。
②:6割ルールを導入する
かの有名なApple社のルールに、6割ルールというものがあります。
どういう意味かというと、「6割完成したらリリースする」という考え方を表すものです。
「100%じゃなくていいの!?」と思われるかもしれませんが、最初から完璧なものをつくろうとすると、世の中に出すためのスピード感が失われてしまいますよね。
完璧じゃなくても、ひとまず完成品として出して、その後で改善点があればアップデートしていけばいい、というわけです。
もちろん、どんな分野でも6割でOKとは言えませんが、完璧主義にとってこの考え方を意識することは効果的だと思います。
何かを始めることのハードルが、格段に低くなるからです。
たとえば、本を読むときに「一度で完全に理解しなきゃ」と思ってしまって、そのプレッシャーから読むのが遅くなったり、読み始めることさえできなくなるのが完璧主義的な思考です。
そうではなくて、「6割分かればいいか」という気持ちでいれば、すぐに気楽に読み始めて、最後まで読めそうですよね。
「6割ではまだ心配だ…」という方は、8割くらいにして考えてみても良いです。
とにかく、「完璧じゃなくても十分だ」と考えることが重要です!
物事をサクサクと進めていくためにとても有効な考え方なので、常に頭の片隅に置いておくと良いですよ。
③:他人を頼る癖を身につける
完璧主義の人は、ひとりよがりになりやすいです。
「自分でやった方が完璧にできるし安心」という思いから、仕事を一人で抱えたりします。
そんなとき、一度冷静に考えて、「他人を頼る」ことを意識してみてください。
一人きりで抱えていると、結局キャパオーバーになって作業が遅くなったり、周囲に迷惑をかけることになりかねません。
「頼る」という意識を持って、少しずつでもそれを実行していくと、徐々に完璧主義から遠ざかることにつながりますし、周囲との関係性も築けていくはずです。
完璧主義をやめたい…あなたの原因は?
そもそも、完璧主義になってしまっている原因も気になりますよね。
完璧主義の人には、特徴的な思考と行動のプロセスがあります。
失敗に対する恐怖心が強い人の場合
怒られないために完璧にやらなきゃ ↓ 完璧にできないかも…という不安とプレッシャー ↓ 物事を先延ばしにしてしまう
恐怖心やプレッシャーを常に感じている場合、このような思考があります。
子どもの頃に失敗をして責められる経験が多かった人や、人からの目線や評価をとても気にしてしまうタイプの人が、よく陥りがちですね。
心配事が多くて、考えすぎて消耗することが多いです。
このタイプの場合は、結果的に仕事が遅かったり、物事を先延ばしにしてしまう可能性が高いというデメリットがあります。
プライドが高い場合
他人からすごいと思われたい ↓ 自分の能力を過信する、欠点を隠す ↓ 人に頼らず完璧を目指そうとする
あるいは、プライドが高いタイプの場合は、他人に弱みを見せたくないという気持ちが強いです。
また、自分の能力は高いという自負があって、周りに仕事を割り振ることができなかったり、頼ることが苦手な傾向があります。
人に頼るということをせずに、自力で突っ走るので、結局コミュニケーション不足で効率が悪かったり、迷惑をかけてしまう可能性がありますね。
脱・完璧主義のメリットとは
完璧主義をやめることには、いくつかのメリットがあります。
完璧主義をやめるメリット
- 気にしすぎることのストレスが減る
- 決断力がつく
- 行動スピードが速くなる
- 恐怖心やプレッシャーがなくなる
- 改善点への対応力が身に付く
- 周囲の人と連携が取れる
「最初から100%じゃなくていい」と思うことで、細かいことを気にしなくなるので、ストレスが減って行動スピードが上がります。
行動の数が増えることで、知識や体験も増えて、スキルや自信がつくことも考えられます。
失敗への恐怖心やプレッシャーが減るので、心の負担も軽くなりますよね。
また、最初から完璧ではない分、あとから改善点を見つければ、その改善や修正をするための力もつけていくことができます。
ひとりよがりでなくなれば、周囲の人との関係性も築けて、楽になるはずです。
完璧主義をやめることで、フットワークが軽くなり、もっと気楽に生きていくことができるのです。
考えすぎずにどんどん行動しよう!
完璧主義で身動きが取りづらくなっている場合は、その完璧主義を手放す努力をしてみましょう。
意識してやっていくと、行動力が上がって、生活が変わってくるはずです。
完璧主義に悩んでいる方は、今日から考え方を変えて、気楽にどんどん進む人生を手に入れてくださいね!